心臓、血管の加齢による変化

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心臓、血管の加齢による変化

 年齢とともに動脈硬化が進みます。動脈硬化が進むと大動脈の弾性が失われてきます。そうすると血液を全身に送り出す時の圧が高くなります。つまり最高血圧が上昇します。ただし、最低血圧の変化は少ないので脈圧はだんだん大きくなります。

 

 静脈血の心臓への還流は悪くなり、静脈瘤も増え、体内の静脈血量は増加します。

 

 心拍出量は1分間に心臓から全身に送り出される血液量のことで、心機能の基本的な指標です。一心拍あたりの拍出量は年齢の影響を受けません。しかし、運動負荷時の値は減少します。

 

 腎臓は血流の豊富な臓器で、血管系の加齢の影響を受け、徐々に機能が低下していきます。